オープンハウス米国不動産、やっぱりあった落とし穴!これから賃貸併用住宅購入を検討している方は注意!

不動産

オープンハウスで米国不動産を購入し、確定申告も終わり、少し落ち着いていたが、思わぬところから意外な話をもらって面食らってしまった。詳しく書いていこう。

まずはどのくらい借りれるのかを調べようと動く!

現在、賃貸に住んでいるのでこのまま賃貸でいいのかと不安に思い、となる建築会社さんに自宅購入に関する相談に伺った。例えば土地を購入し建物を建てるパターンもあるし、マンションを購入するパターンもある。私は今回、賃貸併用型住宅を計画しようと思い、まずは今の私がどのくらいの住宅ローンが組めるのかを調べようということになった。(なので、この話は自宅専用ではなく賃貸併用住宅の場合であることを先に言っておく)

建築会社さんから言われたのは、「過去3年分の確定申告書類(源泉徴収票)」や「ほかにローンがあればその返済表」などを提出して欲しいと。当然、その中に昨年購入した米国不動産があるわけだ。すべての書類を提出したあと、2~3週間くらいで連絡が入った。

これは住宅ローンではないですね?!

開口一番、「〇〇さん、この米国不動産のローンがネックになるかもしれません」と連絡があった。なんの話かよく分からないので、詳しく教えて欲しいと言うと・・・営業マンは説明を始めた。そもそも私はもう結構いい歳なので、住宅ローンは35年とか組めない。せいぜい25年程度である。
 例えばの話。年間で最大で500万円分のローンが組めるほどの信用が私にあると仮にする。そうすると最大500万円×25年間で、合計1億2500万程度の住宅ローンが最大で借りれるとしよう。ところが「あなたは5000万円くらいしか借りれないかもしれない」というのだ。 なんで??
からくりはこうだ。米国不動産は日本の銀行の住宅ローンが使えないので、オープンハウスの子会社であるIBネットという会社から借りている。ここではざっくり3000万円としておこう。この3000万のローンは、「残価設定ローン」といって3000万の元本は返済せず、金利だけを払うシステムとなっている。仮に金利が3%とすると3000万円×3%で年間90万円が金利となる。この残価設定ローンの期間は10年間となっている。年間300万のローンを10年間で借りているという体裁になる。住宅ローンは通常30年とか25年とか長期間で借りるものであるが、今回の米国不動産ローンだと10年間で3000万円借りていることになってしまう。つまり通常であれば年間500万円借りれるところが、既に私は年間300万円分を使ってしまっているというのだ。よって、500万ー300万で年間200万の枠しか残っていないので、200万×25年で5000万円程度しか融資枠がないというのだ。これはオーマイゴットだ!

何か他に方法はないのか?と問い合わせると・・

「そんなことありますか?」「住宅なんだから担保価値があるではないか?」と聞いてみたが、日本の銀行は米国の土地建物の評価基準がなく、担保価値とはなかなか認めてくれないらしい。例えていうなら、これから自宅を購入しようとする人が、借金をしてフェラーリを3000万で購入している状況だというのだ。なので、そんな3000万も豪華な買い物を借金でする人には住宅ローンは沢山貸せませんという道理らしい。なんか分かったような、分からないような・・・

まあ、とにかくどこか他の銀行で沢山貸してくれるところはないのか尋ねると・・・2つほどありましたと連絡があった。スルガ銀行と山梨の銀行らしい。しかし、金利が通常の都市銀行のような安い金利ではなく、少し高くなってしまうだろうとの事。例えば、通常年利0.5%で借りれるところを、1%近い金利になってしまうかもというのだ。これは明らかにマイナスである。他の方法がないか更に探ってみようと思う。

なお、通常の自宅のみの住宅の場合は、この米国不動産はそれほど関係はしないらしく、信用が高ければ普通に住宅ローンを低金利で借りれるらしい。

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