マレーシアに駐在している友人がマレーシアの映えポイントに連れて行ってあげるというので車に乗車し行ってみた。街から車で20分くらいだろうか。そこにはびっくりするような景色が広がっていた。現地周辺に着くといきなり岩むき出しの壁が目に入り込んでくる。何やらかなり高い山というか森というか神秘的な所にたどり着いた。
マレーシアは多民族国家だ
多民族国家ということは、多くの宗教も存在する。国教のイスラム教はマレー系、中国系は仏教、インド系はヒンドゥー教、イギリス植民地時代のなごりもありキリスト教も存在するらしい。今回私が訪れたのはヒンドゥー教の聖地と呼ばれる寺院である。
バツ―洞窟 ヒンドゥー教の聖地に到着
いきなり目に飛び込んでくるのがこの金色の大きな像と上まで続く長い階段だ。ここがまさにヒンドゥー教の聖地である洞窟だそうだ。遠くからでもすぐに目に入るが、近くまで来ると圧巻である。そしてその横に色鮮やかに塗られた階段が上まで続いている。数えながら登ってみたが1ブロック17段あり、それが17ブロックあったので289段くらいある。他の資料には282段と書かれているものもあったが、いずれにしても280段以上の階段が待っている。かなりの急こう配なので小さい子供やお年寄りの方には注意が必要だ。途中休み休み登っていくといいかと思う。
登るとそこには洞窟が!
280段以上の階段を登りきるとそこには広場がひろがり、寺院が存在している。大きな岩を切り開いたような広場だが、天然な形で形成された洞窟なのかもしれない。少し先を見るとまた階段が目に入る。また登るのかと思いつつ、ここまで来たら登るしかない。数えてみると今度は57段だ!(笑)
この57段を登るとそこにはまた寺院があり、天井が抜けており空から光が入るようになっている。なんとも神秘的な場所である。年に一度、体中に針などを指しながら苦痛と共にここに登る儀式があると聞いたが、まだにヒンドゥー教の聖地と呼ばれる所以であろう。
下りも結構きついし危ないので注意を!
洞窟の中には寺院もあるが、お土産ショップなどもありある種観光スポットにはなっている。洞窟内にはトイレはなかったので、登る前に階段の下にあるトイレに寄ってから登ることをオススメする。
上から登ってきた階段を見ると結構高いところまで登ってきたことが分かり、かつかなり急こう配なことも分かる。途中猿たちが沢山居て和ませてくれるが、食べ物を持っていると近づいてくるのでエサやり以外はここも注意が必要だ。
まとめ
洞窟内には様々な神話に基づく壁画や展示がされており、一見の価値は十分にある。映えポイントでもある。毎年1月下旬から2月にかけて「タイプーサム」と呼ばれているヒンドゥー教の最大のお祭りが開催されるらしいので、その期間に訪れた方は見に行くといいかもしれない。もの凄い人数の観光客がいるかもしれないが。280段以上の階段を登り、更に57段の階段を登るのはなかなかきついが、登った後の広場や天空を仰ぐ場所はオススメの場所と言える。電車だとクラン線でバツーケーブ駅下車で行ける。GRABタクシーを利用してもいいかと思う。
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