妻子が突然出て行った後のメンタルについて③

離婚関連

2018年1月末、仕事の後の接待会食を終えた後帰宅すると妻子が出て行っていた。もう6年以上前の事になるが、メンタルクリニック(会社の産業医)に通っていた時のメモが出てきたので残しておこうと思う。

2019年9月25日のカルテから

 2019年8月に調停があったが、何も進展なし。その調停で「子供と会いたい」と伝えたが、「子供たちは会いたくないと言っている」という回答を言われる状態。次は10月となる。ある調停月には「来月までに子供達を連れていきたい場所の候補を上げてきてください」と言われた。ディズニーランド、ゲームセンター、レゴランド、キャンプ、映画など色々な候補を書いて提出したが、翌月には「どこにも行きたくないと言っています」と回答される。調停室で大きな声で叫びたい欲求に駆られるが我慢する。気が狂った父親と思われても損だ。しかし、なんて理不尽であろう。本人たちの本当の気持ちや感情など全く分からないのに、冷たい回答のみが胸をえぐる。メンタルキープが本当に大変だ・・・

 一戸建てに一人で1年半以上暮らしていたが、衝動的に自宅を売却した。このまま家族の思い出が詰まった家で生活していることの辛さがあり、売却を決意した。売却した後に思ったのが「ああ、これで子供たちが帰ってくる場所を無くしてしまったんだなと、しまった・・と」
11月中旬には転居しないといけないのだが、住むところも決めずに売却してしまった。弁護士にも相談せずに売却したので諫められた。
ドクターのメモに、「適応障害」「蔓延性抑うつ反応」とあった。ドクターは私には言わなかったが、完全にメンタルがやられていたのかもしれない。

2019年11月13日のカルテから

前日に不貞裁判の「本人尋問」が地裁であった。本人尋問というのは、当事者の二人を法廷に呼び、双方の弁護士および裁判官から双方に質問をし、その回答内容を聞いて吟味するというもの。法廷で不貞相手の男と対峙するのだが、なんとその不貞男の横に妻が立っている。補助参考人という制度があり、不貞男とは私は不貞していませんと宣言するために来たというのだ。全く持ってあり得ない光景だった。不貞男と嫁と私と3人並んで「嘘は言いません」と裁判官の前で宣誓するのだ。なんだこの茶番劇という感じだ。不貞した証拠はいくらでもあるのに、まあよくも平然と二人で並んで宣誓出来るものだと思った。こんな不貞の裁判なんて嘘だらけで笑ってしまう。全くもって意味不明な本人尋問タイムだった。来年の3月に判決が出るのでまだまだ先は長い。
 来週にはワンルームマンションに引っ越すことにした。会社に近いところにしたので飲み屋街も近い。離婚は成立していないが、心機一転といったところだ。
そんな中、父親が心臓で緊急搬送で入院した。心臓のバイパス手術をしないといけない。こういう状況の時に追い打ちをかけるように悪い事が起きる。ここ最近は精神安定剤を飲んで寝ている。

2019年12月18日のカルテから

 11月のあった調停は父親のバイパス手術と重なり欠席した。その前に「東京コミコン」のチケットをあげると言ったら、長男が会ってくれた。おじいちゃんに「手術頑張ってのメッセージ」を見せたいとお願いをして動画を撮った。会えたのは良かったが、会話の中で「次男の試合を見に行った?」と勘違いされた。長男は会ってくれるのは嬉しいが、いつもスパイのようにこちらの動向を探ったり、妻から言われてヒアリングしているような雰囲気がある。なんともやるせない。子供も変に「大人こども」のように背伸びした感じがあり、知らない間に彼の精神にも大きな影響を与えているのであろう。妻は気づいていないと思うが、子供の連れ去りは「子供への精神的虐待でありDV」である。しかし、妻側は「自分は正しい事をしている」と信念を維持していると推測している。次の調停は1月だ。つづく

コメント

タイトルとURLをコピーしました