心細い方オススメの親子ネット

離婚関連

親子の面会交流を実現する全国ネットワーク

タイトルを短縮して通称「親子ネット」と呼ばれる団体がある。
詳しくは「親子ネット」のホームページを見て欲しい。

私が連れ去りにあって呆然としていた頃、どこからか聞いてアクセスしたのが親子ネットである。子供たちと会えずに苦しんでいた時、毎月会合があると聞いて参加してみることにした。場所も高田馬場とか池袋周辺の公民館みたいな所でやっている定例会だ。子供たちと会えない親たちが集まり、どうしたら会えるようになるかを話し合ったり、励まし合ったりする会である。メンバーは男性だけではなく、女性(妻側)もいるし、子供と会えなくなった祖父、祖母も来ている。こんなにも大勢の方が子供を連れ去られ、会えなくなっているのかと思うとびっくりしてしまった。

同じ境遇の仲間が沢山いた。

HPを見た翌月、親子ネットの定例会に勇気を出して参加してみた。
冒頭、会長による親子ネットの説明(成り立ち、歴史、成果など)があり、最近の活動などの発表がある。その後、当事者や弁護士の先生や臨床心理学の先生など様々な方面からの知識・経験をもった方からの講演と続く。その後、分科会と題していくつかのグループに分かれ、ミーティングとなる。私は「最近連れ去りにあった」人達のグループに参加した。会全体としては50名くらいの参加者だった気がするが、「最近グループ」でも5人くらい居た記憶がある。自分と同じような境遇の人がいるだけで不安で一杯だった私には心強い味方を得たような気分であった。みんな私と同じように顔に疲れがみえ、寝ていない事を容易に想像つくように目の下にクマが出来ている。憔悴していて、みんな口を揃えて「我が子に会いたい」とつぶやく・・・ついこの間まで一緒に暮らしていたのにいきなり会えなくなる辛さは同じ経験をした人しか分からないかもしれない。心がえぐられ、メンタルが崩壊する。

その話って私の話をしてますか?

私が参加した会の中で、同じように連れ去られた方が皆さんの前で講演していた。

  • 突然、実子誘拐するパターンは、だいたい2週間前に「離婚したい」とか「嫌になった」とか言い出したり、「不自然にこちらを激怒させるような行動」を取る。
  • その後、2週間は何事もなかったように平穏無事に過ごす。むしろ仲良しに。
  • 2週間後の朝、夫が出勤した後に家出の為の引越作業を開始。午後には引越し完了。
  • 引越し先も分からず。子供たちとも会えなくなる。実子誘拐成功。
  • 弁護士から「受任通知」が届き、裁判所から「婚姻費用調停」の申立書が自宅に届く。

隣に座っている方に「これって私と全く同じなんですけど・・」と小さい声で伝えたところ、その方いわく「ここに来ている方はほぼ全員同じパターンですよ」と返答があった。「ええーー」とびっくりしたが、更にその方は「離婚弁護士」というのが居て、相手側に指南しているので全て同じパターンなんですよと。なんすかその離婚弁護士ってとその時は思ったが、それからその離婚弁護士とやらにこっぴどくやられることになるのだ・・・本当に困ったこの日本の司法制度(運用)である。

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