浅草周辺を散歩するならこのルートはどうでしょうか? おススメの神社巡りを紹介します。

散策 散歩

ちょっと肌寒い朝の10時スタートで散歩開始

今回は浅草周辺を散歩&散策する際のおすすめルートを紹介したいと思います。

仲間たちと朝の10時に浅草線、銀座線の田原町駅に集合しました。まずは仏壇通り(浅草通り)を歩いてしばらくすると「難波仏具店」がある。このビルはなんと昭和4年、1929年築の鉄筋コンクリート造りの3階地下1階建のビルで、登録有形文化財に指定されている。(台東区寿2-6-4)

昭和4年築の難波仏具店

難波仏具店を通りすぎて少し行くとかなり大きな「東本願寺」が現れる。宗祖は親鸞聖人で本尊は阿弥陀如来である。これを機に成り立ちを勉強してみたが、少し難しい・・笑 西本願寺もあるなと思いつつ・・・

東本願寺 思ったより大きい

しっかりとご自分で勉強してほしいのだが、簡単に言うと「戦国時代の末期に、織田信長と石山本願寺の争いがあって、本願寺内で信長と和睦するのか、それとも徹底的に戦うのか意見が割れて対立してしまったそう。その対立が後継ぎ問題とも絡んできて、徳川家康の時代になって東西に分裂した」みたい。真宗大谷派が東、浄土真宗本願寺派が西に分かれたみたいです。

続いて東本願寺の中でお祈りしつつ、外をぐるっとまわるとそこは「かっぱ橋商店街」で、色々なキッチン用品のお店が並んでいる。蝋燭で作るサンプル品の店などもあったが、まだ朝が早いのか、日曜日で休みなのが開いていなかった。そのまま歩いて「浅草6区」へ。浅草といえばROXビルだが、そのROXの由来が浅草6区とは知らなかった。浅草6区にはネットフリックスの映画「浅草キッド」で有名な「東洋館」があり、昔ながらの演芸の劇場を見ることが出来る。

東洋館 映画「浅草キッド」で有名に

入場料2500円で落語や漫才やマジックを見ることが出来る。時間を作って行ってみたいと思う。

ガラスケースの中には、ビートたけしを筆頭に歴代の有名コメディアンらの写真が飾られている。これを見るだけでも楽しい。

凌雲閣 明治23年築の最先端ビル

その後、しばらく歩くと「浅草凌雲閣跡」にたどり着く。明治23年、1890年に建てられた12階建ての飲食ビルだ。最上階の12階は展望台があり、途中まではエレベーターで行けたそうだ。なんと日本で初めて電動のエレベーターが設置されたのがこのビルだ。

当時は東京随一の観光名所だったらしい。大正12年、1923年9月1日の関東大震災で崩壊してしまったそうだ。今は何になっているかというと「OKストア」になっていた。高いビルが建っているかと思いきや、わりかし低めのビルであった。笑

ここからは神社巡り。浅草には色々な神社仏閣が点在している

またしばらく散策していると「浅草見番(けんばん)」という建物が出てくる。見番とは浅草の芸者など花柳界をまとめる中心的な場所だったようだ。今でも浅草芸者の事務所であり、組合主催のイベントや芸者衆の出演情報を紹介している。

浅草富士浅間神社

江戸時代の人々間では富士信仰がさかんであったらしい。実際の富士山への参拝は庶民にとっては生涯の夢だったと聞く。おそらく今のように交通手段もない中で富士山に登るのはかなりの日数とお金がかかる贅沢な事だったのだと推測する。そこで「冨士講」が結成され、全国各地に浅間神社が出来たといわれている。ここ浅草の浅間神社も少し小高い丘にある。ここに登り富士山を眺めていたのであろう。境内の中にはミニチュア富士山があり上り下りが出来るようになっている。なんとも可愛い。

待乳山聖天(まつちやましょうでん)

ここは10mくらいの高い山の上にあるお寺で、推古天皇の時代に地中から忽然と湧き出た霊山と言われている。その時に金の龍が天より降りてきて山を廻り守護したと伝えらえている。

境内各所には巾着や大根が印されている。大根は身体を丈夫にしていただき、良縁を成就し、夫婦仲良く末永く一家の和合をご加護頂ける功徳を表している。巾着は財宝で商売繁盛を表し、聖天様の信仰のご利益の大きいことをしめされたものだ。1本200円で大根を購入し、それを本殿にお供えする。お供えした後は、おさがりとして聖天様のお徳をそっくり頂戴し、身体と心の健康を得ると言われている。

三囲神社には何故か三越のライオンが鎮座している

看板を見ると「1352年~1356年に近江の三井寺の僧である源慶が社を改築した時に、土の中から白狐にまたがる老翁の像を発見。その像の周りをどこからともなく現れた白狐が、三度回って消えたという縁起から「三囲(みめぐり)」の名がつけられた。かの有名な三井家ではこの神社を江戸における守護社と定めたときく。理由は三囲神社のある向島が三井の本拠である江戸本町から見て東北の方向で鬼門だったことと、「囲」の文字に三井の「井」が入っているため「三井を守る」と考えられたためだそうだ。閉店した池袋三越前にあったライオン像が寄贈されているのも三井の守護社である証であろう。

牛嶋神社には牛がいる。ライオン見た後は牛見れる。笑

浅草駅から徒歩10分くらいの場所にある牛嶋神社。「須佐之男命(すさのおのみこと)」「天野穂日命(あまのほひのみこと)」「貞辰親王命(さだときしんのうのみこと)」の三柱で、ご利益は、農業、学問向上、五穀豊穣、厄除開運、縁結びなどといわれている。またここには「撫で牛」といわれる牛が鎮座しており、撫で牛信仰といって「自身の患っている箇所と撫で牛の同じ箇所を撫でると病気が治る」という信仰がある。とりあえず頭を撫でておいた。

最後はやっぱり浅草寺からの仲見世通りですね!

牛嶋神社で牛を撫でた後、ちょうどお腹が減ったのでランチタイムに。近くにはお洒落なお店が沢山ある。その中でも今回はLAND Aというカフェにお邪魔した。スープやカレー、ソフトドリンクが取り放題のお店でとても美味しかった。(写真なし。残念)https://land-a.jp/menu/

ランチの後、てくてく歩くとそこは有名な雷門に到着。かなりの観光客で一杯であった。

ほとんどがインバウンドの外国人観光客かもしれないくらいめちゃくちゃ混んでました。浅草を2時間くらいで回れる散策コースのご案内でした。歩数にして15000歩くらい。いい運動になりました。最後に定番のスカイツリーをどうぞ!!


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