オープンハウス、アメリカ不動産の諸費用はどのくらいかかるのか?

不動産

完全なる衝動買いにて購入してしまったアメリカテキサス州の平屋住宅。実際どのくらいの諸費用がかかるのか検証していきたい。米国不動産を購入するには、一体いくらかかるのかを知りたい方もいると思うので赤裸々に綴っていこうと思う。

契約するとすぐにかかる費用

コンサルティング報酬

物件購入契約を終えるとすぐにコンサルティング報酬という名前の費用がかかる。おそらくこれはアメリカ不動産を購入し管理運営していくにあたり、色々とアドバイスしたりコンサルしますよというオープンハウスへ払う費用だ。契約書をみると①「米国不動産の選定、取得、譲渡、交換及び贈与手続きについてのコンサル業務」」②「税務・会計及び法務等のサービスを提供する事業者の紹介・斡旋業務 ③「米国不動産の収益管理を目的とした銀行口座開設の支援業務」などとある。
報酬額は、「取得又は売却等に係る米国不動産の売買価格を円に換算した額の3%相当額に消費税を加算した額とする」とある。今回の米国不動産の取得金額は「約4800万円」なので、その3.3%分は、「約158万円」となる。いきなりコンサル報酬だけで158万円もかかるのだ。
(コンサル費用は多少の値引き交渉が出来る可能性があるので条件によっては交渉してみる手はありそうだ。)

融資アレンジメント費用

オープンハウスより紹介された金融機関から融資を受ける場合にかかる費用である。そもそも米国不動産に住宅ローンを融資する日本の銀行はないらしい。東京スター銀行のみがハワイの物件に関してのみ融資すると聞いたことがあるが、私の購入したテキサス州の不動産に融資する日本の銀行はない。そこでオープンハウスは、伊藤忠から買収した金融会社「IBnet(アイビーネット)」という会社を用意していて、その会社を購入者に紹介することとなる。といっても、そのアイビーネットもオープンハウスの子会社みたいなもので、そこから融資を受けるしか方法がない。(全額現金で買えば別だが)よってそのアイビーネットから融資を受けるアレンジメントをするという名目で「11万円」が請求される。オープンハウスの子会社から融資を受ける、しかもここしか融資会社はない中で、融資アレンジメント費用を取られるのは少し納得がいかないが、ここもオープンハウスの利益の一部となっているのであろう。

CSSレポート費用

CSSレポート費用とは、「コストセグリゲーションスタディ」の略で、取得した米国不動産の収益計算を目的としたレポートの事であり、具体的には住宅内の設備部分を調べてレポートする事を指す。おそらく住宅の建物自体ではなく、建物内外にある設備の一つ一つの減価償却期間を提示してくれるレポートを指すのだと思われる。エアコンや蛇口や天井扇風機などの設備や備品を調べ、そしてそれらの個別の減価償却期間を調べてくれるものだと推察している。取り交わした契約書にはレポートの内容に関する細かい記述がないので正確なことは書けないのだが、とにかくCSSレポートの報酬代として「22万円」が請求される。

まとめ 購入してすぐにかかる費用合計 

購入してすぐに契約書など色々な書類に捺印をしていくのだが、当たり前だがその後その費用を払う事になる。上記の費用をまとめると、コンサル費用で158万、融資アレンジメント費用で11万、CSSレポート費用で22万で合計191万円の出費となる。始めてしまったのでもう後戻りは出来ないのは分かってはいるものの、いきなりの約200万の出費はかなり痛い。これから米国不動産の購入を検討している方はいきなりの出費があるので注意してほしい。次回もまだまだかかる諸費用について書いていこうと思う。

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