親が病気で入院 体調悪化・・そんな状況の方へ伝えたい事

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今年に入り急に父親の体調が悪くなりだした。もともと心臓の手術をしているので心臓に爆弾を抱えてはいるのだが、そんな父親が検査入院することになった。入院させる場合の注意点を伝えたい。

入院あるある「入院すると急に弱る」という矛盾

心臓の手術をするための検査入院をすることになった。東京の大きな大学病院だ。TAVIと呼ばれるカテーテル手術(足の付け根からカテーテルを入れて心臓まで持っていき、大動脈弁のところで塞がった弁のところ広げる輪っかを置いてくる手術)でこの大学が第一人者らしい。

 病院に入院すると聞いたとき、次の事を考えた。①医師や看護士が近くにいるので何かあっても安心。②栄養士などがいてバランスの取れた食事が3食定期的に出る。③安静にしていられる。この3点からして入院は良い事だと思っていた。まあ確かにこの通りなのだが、うちの場合は違った。というか、入院させた方が結構な確率で言うのは「それは間違い」という。どういう事かいうと・・・
当初4泊5日の検査入院であった。しかし、途中で体調悪くなったとか、検査が出来なかったとかで結局2週間入院することになった。12日目の時に面会しに行った。この病院は感染症の恐れから家族でも簡単に面会させてくれない病院なのだ。面会の時に現れた父親は入院の時に見ていた姿とはまるで変っていた。簡単に言うと痩せ細っていて、骨と皮しかないような姿に変わっていたのだ。

 これはどういうことかと言うと、入院すると①看護士の方々の手厚い看護を受ける。トイレに移動するのも車椅子で移動。②ずっとベッドで寝た切りになる。③病院食は塩っけのない、カロリーの低い食事となる。 これによりどんどん身体が痩せ細り、体力が落ちていき、筋肉が減少し骨と皮になっていくのだ。これがまさに「入院あるある」で、健康体になると思っていた家族は逆にびっくりすることになるのだ。入院する時には自立で歩いていたのに、退院する時にはもう自立歩行が出来ない状態になっていたのだ。みなさんにお伝えしたいのは高齢で入院させる場合、4泊5日なら一旦そこで出すなり、歩かせたりしないと弱ってしまうということだ。若い人でも2週間で筋肉は減っていくというが、高齢者なら尚更である。

今回は、「入院=安心」ではないという事をお伝えしたかった。以上。

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