オレンジパレードに参加してみた

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オレンジパレードって何?

オレンジパレードとは「明るいデモ」のことで、親子断絶などで苦しむ当事者の声を世間や立法府の方々へ伝え、「親子断絶なき社会」へ変える一助になればとの思いで始められたものです。

パレード開催の趣旨

全国の離婚や別居などで子供と離れて暮らす親たちが渋谷に集まり、離れて暮らす子供たちへの愛を伝えるために【第6回オレンジパレード「子どもの日、親子の絆を守ろうパレード」】が開催されました。これは、たとえ離婚や別居で夫婦が別れても、子どもとの関係を繋ぎ、両親が共に子育てに関れるような社会構築のためのキャンペーン活動です。

パレードに参加してみて

私は初めてデモ行進というか今回のパレードに参加してみた。コースは、渋谷と原宿の間にある「神宮通り公園」~「渋谷スクランブル交差点」~「渋谷宮益坂」~「青山学院大学前」~「表参道駅」~「原宿駅」~「神宮通り公園」という流れであった。渋谷とか表参道には若者や夫婦など沢山の人が居てGWの余暇を楽しんでいた。そこに突然オレンジ色の団体がデモ行進しているのだから、それは物珍しいと思ったに違いない。実際、デモを見る人の顔の表情や目線から「こいつら何してんだ」「怪しい団体か」みたいな感情を受け取ることが出来た。私もたまにデモを見ると思っていた「感情」だ。だけど、今回参加して分かった事は「世の中に訴えたい」「思いを伝えたい」「世の中を変えたい」と思っている人たちがこのような行進をやっているんだということが分かった。先日も渋谷や原宿で「レインボーパレード」をやっていたが、同じように世の中に対して「何かを伝えたい」という思いの表れであるということが痛いほど分った。逆を返すと世の中には「変わらない事」「変える事が大変な事」「凝り固まった慣習」などがあり、それは中々覆すことが大変な事なのだ。だから、無駄かもしれないけど、少しでも行動を起こし、世の中の人に伝えていかなければならないんだと。

単独親権って日本だけなの?

現在の日本では、離婚後の親権者は一方の親にしなければならない、つまり「離婚するためには、ひとり親になることが絶対条件(民放第819条)」なのです。これを単独親権と呼んでいるが、先進国で単独親権を採用しているのはなんと「日本」だけで、アメリカ、イギリス、フランス、中国、韓国など全て「共同親権」を採用している。私は自分が別居するまでこんな事すら知らなかった。
離婚するためには「子どもをどちらかの親に親権者を決めない限り離婚できない」のだ。恐ろしい事に現在の日本の単独親権制度のもとでは、勝手な親のエゴで親権を奪い合う事が多々あり、親権争いを有利にするために「こどもの連れ去り」(いわゆる実子誘拐)が今もどこかで起こっているのです。
先進国では「こどもの連れ去り」は違法行為で誘拐罪で逮捕されます。しかし日本は逮捕されないので諸外国から「拉致国家」として強い非難を浴びているという。更に諸外国ではこの日本の単独親権制度を「人権侵害」としていて国連から勧告を受けたり、欧州議会から通告を受けたりしている。「絶対に変えなければいけない」ことなのだ。

まとめ

生まれて初めてパレード、デモ行進に参加してみたが、結論的にはとても「良かった」。街の人々からの冷たい視線も歩いてみなければ分からなかった。逆に外国の方や理解のある方はパレードに対して手を振ってくれる人も多数いた。また若者の中にはスマホで検索している人も居たので、もしかしたら「共同親権」とか検索してくれたかもしれない。そんな人が一人でも居たならパレードをして良かったと思う。結婚するときに「離婚」を考えて結婚する人はいない。しかし、離婚する時に初めて「自分のこどもをどちらかの親権者に選択しないといけない」ことを知る。こどもにとっては「どちらも親」なのである。「パパかママか」⇒「パパもママも親」という世の中にしないといけないと心から思う。

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