笹塚から池尻大橋まで散歩してみた。おすすめのルートを紹介します。

散策 散歩

 今回の散歩&散策コースは東京渋谷区の笹塚駅から池尻大橋駅までのルートで意外と知らない建造物などがあり、今回も発見と気づきの多いものだった。さあ、順番に紹介していこう!

笹塚駅からすぐの玉川用水。こんな用水あったんだ・・

笹塚駅の改札を出て右に歩いてすぐのところに玉川用水を見る事が出来る。玉川用水の看板によると「江戸時代の1653年に多摩川上流から全長約43キロに渡って開削された上水道」と書かれている。上水を多摩川から引っ張って江戸市中の生活用水や農業用水に使ったことでこの辺りの渋谷にも限りない恩恵を与えてくれたそうだ。

井の頭通りを代々木上原方面に行くと突然現れる建物とは?

この建物は「東京ジャーミー」というらしい。なんと!日本最大のイスラム教モスクだ。2000年に竣工したこの建物は、トルコ共和国で集められた寄付により建てられ、本体や内装にはトルコ本国から多数の技術者、工芸職人が従事したらしい。今回は外観だけを見たが、毎日10時から18時まで(金曜のみ14時から)見学が可能で建物内を見る事が出来る。

旧前田家本邸がある駒場公園

東京ジャーミーから東北沢駅を通過し駒場東大前方面に歩いていくと駒場公園にたどり着く。

駒場公園内には「旧前田家本邸」があり、洋館と和館が無料で見学することが出来る。この公園の存在も知らなかったが、この公園の中に前田家の邸宅があるとは全く知らなかった。

イギリスチューダー様式の趣のある本館洋館は、昭和4年1929年に建築された。前田家は旧加賀藩主で、元の屋敷は東大本郷キャンパスにあったが、東大の要請に応えて敷地交換により農学部のあった駒場に移転した。
華族令で侯爵となった前田家16代当主の利為(としなり)がこの駒場の1万坪の敷地に昭和4年に洋館、昭和5年に和館を竣工させた。現在は目黒区が管理している。

50代にして東大に初めて入学した・・笑

駒場公園を出てしばらく歩くと東京大学駒場キャンパスとなる。生まれて初めて東大に入る事が出来た。校内を歩くだけでちょっと嬉しい。

東大の中には「一二郎池(駒場池)」と呼ばれる池がある。本郷キャンパスの「三四郎池」に対して、駒場キャンパスは主に学部1,2年生が通うことから「一二郎池」と呼ばれ親しいまれているそうだ。一人で見に行くと留年するという都市伝説もあるらしい。

池を見た後に東大の裏門から外に出たのだが、これがほんとの「裏口入学」だったなと一人笑ってしまった。

上目黒氷川神社に寄って参拝

東大を出て池尻大橋付近まで来ると氷川神社がある。そこでお参りをして少し休憩する。

池尻ジャンクションって屋上があるんだ(目黒天空庭園)

氷川神社でお参りした後、目の前に現れるのが首都高速の池尻ジャンクションだ。車ではこの中をぐるぐる旋回したことはあるが、歩いて近寄ったのは初めてだ。

ここは首都高速3号渋谷線と中央環状線を結ぶ大橋ジャンクション。このジャンクションの屋上に登れて、かつ散歩できるらしい。2013年に開通し、屋上庭園があるジャンクションは全国で初とのこと。

タワーマンションと隣接していて区の施設と住居棟があった。

散策の最後はお洒落なカフェでランチ

池尻にあるマッシーフというカフェでランチをとることに。ここは大橋会館というホテルの1階にあるカフェで開放的な感じでとても洒落ていた。

ランチは目玉焼きとハンバーク型ソーセージと野菜のワンプレートランチにした。とても美味しかった。

まとめ

今回は笹塚駅周辺の上水路を見て、江戸時代に43キロも上水路を作って生活用水にしていたことを学んだり、東大の横に前田家の洋館や和館があったり、東大構内に初めて入ったり、大橋ジャンクションに屋上庭園があることを知ったりと知らない事だらけの散策だった。とても楽しい散歩でだいたい1万2000歩くらいにはなったと思う。また新しい場所を散策したらレポートしていきたい。

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