バイクに突然乗りたくなってメルカリで探してみた。名義変更とかナンバー変更って自分で出来るのか?実際にやってみた。

買い物

 50代になって昔乗っていたバイクにまた乗ってみたくなった。そんな折、マンションのバイク駐車場が空いたとの連絡が管理事務所からあった。よーし、もう一回バイク乗ってみるかと挑戦することにした。

メルカリにはバイクが一杯掲載されていてびっくり。

 メルカリやヤフオクを見てみるとバイクがものすごい数量で掲載されている。私はこの歳でレーサータイプは怖いので、ビッグスクータータイプを探すことにした。探してみるとアプリ上にあるバイクは下は5万円くらいから数十万円までまさにピンキリ状態だ。中古バイクショップで売られている(整備されている)バイクを見るとだいたい30万~50万円くらいの相場感なので、メルカリ等で購入した方が明らかに安いことが分かる。(整備はされていないので目利きが必要になる)

15万円を目安に探してみた。

 なんの根拠もないが15万円前後で探すことにした。一桁万円台では不安だし、20万円台だと高いという単純な理由だ。あるバイクの売主にメッセージでやり取りをしてみる。やはりどう考えてもメルカリでいきなり落札するのは怖すぎる。現車を実際に見て、売主と会話してから購入したいのが人情だ。そんな中、一人の売主とのメッセージのやり取りの中で「今から見に来ませんか?」と提案が来たので、「いいですよ、場所はどちらですか?」と聞いたら、「成田の方です」という。私の住んでいるところから成田空港付近までは2時間程度かかる。しかし、こういう時は勢いが大事だと思い見に行くことにした。

 京成成田駅で降りてロータリー付近に行くと白いバイクの横で同じ年齢くらいの男性が佇んでいた。「こんにちは」と声をかける。どうやら悪い人ではなさそうだ。早速バイクの調子や値段交渉に入る。色々と会話しているとその売主がオートバイ屋を経営していること、そしてバイク店がある茨城県から自宅付近の成田までまさにこのバイクで帰ってきた事が決め手となり、購買を決意した。金額交渉の内容は、「メルカリでは15万円だったが、メルカリを通じると10%の1.5万円が引かれるので手取りは13.5万円になる。今14万円を現金で払うと貴方は5000円得するし、私は1万円得するので、14万でどうか」と交渉した。その場で交渉が成立し、京成成田駅からそのまま乗って帰る事とした。
 そのまま帰るといってもヘルメットがないので、売主に後で返却しますとしてお借りして帰る事にした。当然、免許証の写真の交換、車検証、自賠責保険証などの受け渡しを行った。

名義変更、ナンバー交換って自分で出来る!?

 私の住むエリアで250ccのバイクの名義変更をする場合には東京品川にある陸運局にて作業しないといけないことが分かった。250CC未満だと近くの区役所等でいいらしい。準備する書類は売主から預かった軽自動車証と自分で取得した住民票だ。譲渡証明書のフォーマットは現地で入手できる。平日の朝10時過ぎに品川陸運局に行ってみたが当然ながら右も左も分からない。案内看板を頼りに「C棟→G棟」という流れを把握する。とりあえずC棟に行けば何とかなるだろうと受付に行って「すみません。名義変更したいんですけど」というと、担当者から「ナンバーを外してきてください。そしてこの書類に記入して」と言われた。「え、ドライバーとか何も持ってきてないです」と言うと、「そのドア出ると右側に工具があるから、それで外してきて」と。「マジかー自分で外すんかー。そりゃそうかー」なんて独り言を言いながらナンバーを外して持って行った。担当者から「不要なネジはそこに捨てて。あとナンバープレートに貼られている自賠責のシールは綺麗に剥がして持っておいてね。新しいナンバーに貼るから」と。なるほどー、なるほどーと2回くらい感心した後、今度はG棟に行く。
 G棟では登録証の書類にバイクの詳細と旧持ち主の詳細と私の詳細を記入していく。あとその場でもらった「譲渡証明書」も記入する。最近譲渡証明書には印鑑捺印が不要になったので、売主の住所や名前を自分で書いて事前に取得した「住民票」と一緒に提出する。30分くらい待った後、出来上がった書類をもって、先ほどのC棟に戻って提出するとなんとびっくり新しいナンバープレートが完成していた。料金を800円だった?か払って手続きは終了した。意外と簡単だった。
 新しいナンバープレートを先ほどの工具を借りて一人で取り付け、その場を後にした。結構自分で出来るじゃん!というのが率直な感想だった。これを業者に依頼したら1万円以上取られる事を考えると自分でやった方がいいと思った。所要時間は全部で2時間くらいだった。

 こうして50代のバイク生活が始まった。
 そんな中、もう既にヤフオクにて「バイク用の小型ETCセット」を購入していた。高速に乗って海でも見に行くのが今から楽しみだ。これも2周目の人生だから出来たことだなと思った。 以上。



 

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