年が明け2025年に入ってからのトレード、まずは1月～４月を報告していきたい。
2025年スタートは欲張らないトレードでスタート
とにかくトレードに慣れてきたのか沢山のポジションを持つようになった。それは口座に1000万以上の資金を入金し証拠金維持率を低く抑えたままなので出来る方法である。（少ない資金で沢山のポジションを持ってしまうと証拠金維持率が高くなってしまい強制決済されてしまうので注意だ）
年の初めは大きな利益を狙うよりもコツコツと少額な利益を稼ぐことから始めた。
KO株 12月23日にコール〇〇 1月16日に反対売買をしてプレミアム獲得 ＋6,354円
AV株 11月12日にプット〇〇 1月28日に反対売買をしてプレミアム獲得 ＋35,250円
N株 10月9日にプット〇〇 1月28日に反対売買をしてプレミアム獲得 ＋6,140円
T株 2024年3月15日にコール〇〇 2025年3月21日に期日到来しプレミアム獲得
＋172,887円
T株 3月25日にプット〇〇 3月27日に反対売買 3日でプレミアム獲得 ＋20,856円
T株 3月27日にプット〇〇 3月28日に期日到来。 2日でプレミアム獲得 ＋9,475円
T株 3月27日にプット〇〇 3月28日に期日到来。 2日でプレミアム獲得 ＋7,518円
3月までの取引は全てにおいてプラスの収支で終える事が出来た。合計で＋258,480円。
4月トレードで初のマイナス取引が発生
1月29日にプット〇〇していたM株の期日が4月4日に到来した。プレミアムを＋58,000円獲得し、4月のスタートも順調だと思っていた矢先に突然のマイナス取引がやってきた。N株のプット〇〇を2024年11月27日にしていた。期日は今年の9月とかなり先なのだが株価が下落の一途をたどりこのままだとかなりの損失額を抱えた状態で決済されることを避けるために一旦強制決済を選択した。結果、マイナス61,875円となり初のマイナス決済となった。
その後、T株のコール〇〇も反対決済し＋81,219円を獲得した。まとめると以下となる。
M株 1/29にプット〇〇 4/4に期日到来。プレミアムを獲得。 +58,000円
N株 2024年11/27にプット〇〇 4/14に強制決済。マイナス取引に。ー61,875円
T株 3/24にコール〇〇 4/14に強制決済。プレミアムを獲得。 +81,219円
合計 ＋77,344円
一番上にあるM株の取引においてプレミアムは獲得したが、現物株を強制的に購入することになり、それが大きな含み損を抱える事になってしまった。その経緯を以下に説明していきたい。
M株で大きな損失を抱える塩漬け状態で現物株を持つことに
大きな含み損を抱えることになった経緯を説明しよう。
M株は上昇し続け124ドルくらまでになっていた。その翌週の2025年1月29日時点でM株の株価は少し下がり106ドル前後の値動きであった。そこで85ドルで期日を2025年5月（約3か月後くらい）のプット売りの取引注文を出しすぐに約定された。言い訳になるが、124ドル前後あった株価が突然100ドルくらいまで下がり、また元の株価に戻るように上昇していくチャートを描いていたので106ドルから下がる事はないだろうとの判断であった。ましては85ドルまでそんな短期間で下がる事はないだろうと何の根拠もない自信と共に取引した。
取引開始して1週間後の2月7日頃には110ドルくらまで持ち直していたので気分的には安心していた。しかし、2月20日くらいから徐々に株価は下がりだした。3月6日頃になると株価は70ドル前後まで下がっていた。オプション取引の約束事として85ドルより安い金額になっても85ドルで現物株を買わないといけないルールだ。85ドルを下回ると当然焦るのであるが、決済期日を5月と設定しているのでまだ気分的には余裕がある。（ルール上は85ドルを下回った段階ですぐに購入する事になる可能性があるのが、アメリカンタイプである）今まで何とかピンチを潜り抜けてきた変な自信があったのかそのまま静観することにした。
その後、4月３，4日あたりで株価が一段と下がってしまった。トランプ関税の動きがニュースになった頃だ。株価チャートを見たとき「やば」という嫌な予感がした。これは下がり過ぎだと。その予感が見事に的中し、5月まで期日があったこのオプション取引が決済されてしまった。株価が50ドルの時に、85ドルでM株を購入することになったのだ。
50ドル×150円×100株＝75万円
85ドル×150円×100株＝127.5万円
75万ー127.5万＝マイナス52.5万円の含み損が確定
（簡単に言えば、75万円の株を127.5万円で購入したのだ。）
私の建玉管理にはＴ株の現物株とKO株の現物株とこのＭ株の３つの株が並ぶこととなった。4月17日現在もこのＭ株の株価は50ドル前後で推移しているので、含み損が50万以上ある状態となっている。
今まで調子よく少額のプレミアムを稼いできたが、ここにきてドーンと大きな含み損を抱える事となってしまった。そんなに投資は甘くないと改めて思い知らされた取引であった。
KOの現物株を売却するが為替で損失を出してしまう
KO株の現物株を購入した時の価格が65ドルであった。KO株は値動きも少なくプレミアムも少額なので早めに手放したかった。67.5ドルに株価が上がったら売れるように「期日4月17日のコール〇〇」の設定をすることにした。4月17日の期日が到来しオプションが決済され、プレミアムを＋4,972円獲得した。それと同時に67.5ドルにてKO株が売却された。67.5ドルー65ドル＝2.5ドルだけプラスで売却出来たらいいか・・と思っていたら為替が円高になっていた為、マイナス取引となってしまった。
67.5ドル×100株×141.9円＝958,263円
ー65.0ドル×100株×157.8円＝1,026,639円 ＝マイナス68,376円
KO株を購入した時点の為替は1ドル157.8円で、売却時の為替が1ドル141.9円なので、円口座で取引をしていた為、ドルベースでは2.5ドルのプラスでも、円ベースでは約7万円の損失となってしまった。当たり前と言ってしまえばその通りだが、期日が到来してしまうので為替変動はなかなか回避することは難しいと思った取引であった。マイナスの取引もしっかりと記録しておこう。今回の教訓は、ドルベースではプラス取引でも、為替差損によって日本円に直すとマイナス取引になるということ。為替が円高に進んでいる時は、その為替差を計算したドルでの売値を考えないといけない。 4月末までの取引は以上なので、次はGW明けからの取引をまた報告したい。 以上。
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